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Dear

2009.11.19.
My Friend.

あまりにも突然の出来事で理解に苦しんでるよ。

振り返るには早いけど、散々一緒に楽しんだな!
あのギラギラしたゴチャゴチャの時代だからこそ、あんなに楽しめたのかも知れない。
幸運にも、君と俺らは、この音楽の世界の、同級生として、
長い間一緒に歩めたこと、誇りに思うよ。
書き出せば切りが無い・・・
人に言うのも勿体ないような貴重で奇跡で暖かい、
そりゃそりゃ素晴らしい景色を散々見たよな!
今でも鮮明に覚えている、君は俺達がLIVEで不完全燃焼だったり、
凹んでいたり、bandに何かが起こったときに、必ず、引っ張ってくれた。
決して、耳をふさいだり、目をふさぐことなく、
必ず真っ直ぐ意見してくれたね。
STAGEプランだって、いつも我が儘な俺達の無理を無理じゃなくしてくれた。
ヤンチャでホテルを破壊しちゃったりした時、
君も一緒になって壊してたりしてたね・・・
君が原因で出入り禁止になった所だってある位だからね。
ちゃんと覚えてるか?京都でのツアー最終日、
打ち上げがホテルの中の、「平安の間」みたいな所で、
君はテーブルにダイブするは、ビールは吐き出すは、
そりゃ手が付けられなかったよ。
あんなカッコイイイベンター、未だに君くらいだよ。
廊下で酒飲んでる時も、一緒になってバカやって、
よく徹夜でTOURをしたもんだ。
君は派手な色のスーツを着て、埼玉のチンピラって感じだった。
懐かしいね・・・
本番直前は、必ず、すごんだ顔をして「ヨロシク〜」
って大声張り上げて気合いを入れてくれたね。
あの声の響き、今でも鮮明に覚えてるよ!
あの声に何度救われたことか。
今思えば、君の弱音を一度も聞いたことがないね・・・
きっと、有ったんだろうに。
俺は何度も何度も君に寄りかかったし、
弱音みたいなドラムを聴かせたこともあった。
調子が悪くて八つ当たりも何度したことか・・・
今となっては、俺達にしか分からない大切な宝物だね。

君の訳の分からない頑固な一面は最後まで変わらなかったけど、
信念があるからこそ、譲らないんだよね。
でも、そんな訳の分からない言い分をつぶやいてる君が大好きだったよ。
君は同級生だけど、立場上、みるみるうちに大人っぽくなって、
それに寄りかかるように、俺らはどんどん子供になっていった。
でも、そこで最高のSTAGEが生まれたんだと思う。
今さらだけど、ありがとう。

1つだけ後悔していることがあるんだけど、
昔、ヘアーメイクの奴にドラムの後ろでLIVEを見せてやった時、
君はそいつに向かって、
「いいな・・・お前!俺もまだあの特等席では観たことないんだぞ!」
って言ってたね・・・
俺はスゴい嬉しかったんだ!
そう言えば、初めて会った時に、「昔、Drumやってた。」って言ってたもんな。
ま、単にDrumに興味があっただけでは無い意味合いだったことは、分かっているけど。
あそこは何もかもが見えて、見晴らしいいもんな。
俺はいつかココで観てくれよ!って思い続けていたんだ。
君は、STAGE上や客席やあらゆる所で動か回らなきゃいけないから、
最後まで実現出来なかった。
でも、やっと、観れるじゃんね!
今じゃ、前よりパワーアップしてるから、ビックリするんじゃないの?
俺も君と一緒で信念は変わってないから。
あの日のままだよ!
これから先はいつでも遊びに来ておくれ!
そして、あの日のようにあの景色を一緒に見よう。

今日の君のLIVE、残念だけど、参加出来なかった・・・
今、New Yorkで君のことを思ってるよ。
大勢のMusicianや仲間達に囲まれて、
緊張しちゃってるんじゃない?
「スポット当たるって上がっちゃうよな〜」って、
自分の結婚式の時だって、緊張しまくってたもんな?
今日は、俺が「ヨロシク〜」って気合い入れてあげたかったけど、
気持ちは通じて届いていると信じてます。

君と最後のお別れをして、すぐに大阪と東京でLIVEをやった。
メンバー、スタッフ、みんな君の知っている仲間だし、
君も一緒にSTAGEに挑んでくれたね!
あんな最高のLIVEは奇跡だ。
君は、「これから先も、これくらいやってけよ!」って言ったんだね。
ホントにありがとう!
俺らが出来ることは、あのLIVEを貫くことだけだ。
「あの」分かるよね?
君は俺達にそれだけを望んでいるだろうし、
楽しみにしてくれているだろう。
いつも観ててほしいよ。

君は俺の自慢のイベンターだし最高の友達だ!
ありがとう。

Comettよ、愛してるぞ!











D’ERLANGER Drummer
/
Tetsu Kikuchi
/
GREATZ UPPER