
「The Professional Drummer Tetsu/D’ERLANGER ~密着!プロドラマーの現在・過去・未来~」
まずは、動画製作の提案から企画、撮影、編集すべてを一人でやり遂げてくれた、
ARTISANに感謝です!
収録されている演奏シーン、リハ風景、コメントなど、使わせてくれたD’ Familyにも感謝!
映像に出演してくれている(映ってしまっているw)皆様にThanx!
また、いつも自分の周りにいてくれる、支えてくれているすべての皆に、
ずっと応援してくれて一緒に歩み続けている皆様!心よりAZS~
いよいよ完成し公開されましたね!
ご覧になられましたか!?
解禁前に最終段階のものを観せてもらいましたが、
こんなにもプライベートの素の状態が・・・と照れあり、
関係者コメントにはギャン泣きさせられてしまい(T-T)
さらに精進しなければ!と・・・気合いを入れ直したところです!
そして、あらためてARTISANが親友でよかった!と。
もちろん!映像も編集もスキルはとても素晴らしいけど、
おそらく、親友であり良き理解者であったからこそ、僕の中のああいう遊びを選んだり、
アウトドアにも一緒に出向いてくれ、ドラムを叩いているところにも透明人間のように入り込み、
あまり聞かれたくないインタビュー内容にも心を開けw
あんなことを取り上げてくれたんだと思うんです。
信用できる人間だからこそ、編集も任せられたし、あそこまで素直にもなれてたし。
誰でもできることでは決してない、ということ。
タイミングというものも大きなポイントだったかもしれません。
このドキュメンタリーは、すべてが導かれるように神懸かっていたと思うのです。
当初は20分くらいのドキュメンタリーを作りたいということで話しが始まったかと!?
「この人は遊びも本気!」というテーマでいきましょう!だったような気がするけど・・・
動画に無知な僕は、よく分かってないまま同意し、なんとなく撮り出し始めたのが1年以上前。
なんせ、YouTubeは20分の壁がある・・・と説明されました。
あまり時間が長いと現代人は観ない!とw
なるほどね~と、あらためて自分がよく観るcamperの方々のYouTubeを観ると、ほぼほぼ20分くらいでした。
20分前後にまとめ上げるのなんて・・・大変だけど、きっと、もっと観たい!!!くらいがちょうどいいのですね!?
そんな話も聞き、スキルのみならず、作るからには多くの人に観てもらいたい!という情熱もガッツリ伝わってきたり。
でも自分は今回完璧に受け身だったし任せっ切りだったので、製作途中は少々イライラさせたかな・・・
でも完成してみるとお任せして大正解だったかと!自分も口を出してたら絶対にこんな出来にはならないし、
観せてもらった時は、自分のことなのに客観的だったり、第三者的に感動しちゃいましたから~
20分ってどこいったの!?は・・・置いておいてw
なんだかスゴい超大作に!ほぼ半生(いや半生以上)に仕上がってました!
正直、こんなにスゴいの出来上がると思ってなかったので・・・
もっとちゃんとやり直したかったり、もっと要領よく話したり丁寧に説明したりしたい部分多々あるんだけど~w
まぁ、これもリアルで良いのでしょうね~
何事もリハなしぶっつけ本番がイイのですよね!
ARTISAN
本人のYouTube編集後記にもあるように、彼はずっと僕のドラムセットに携わっていてくれて、
ずっと開発という夢なくして語れない職人を続けていて、いつも無理難題を形にしてくれて散々世話になりました!
趣味の域を超えた才で、写真も撮ってくれたり、いよいよ今回は映像も撮ってくれたり、
これがまたさすが!楽器メーカーの人なので、ドラムをカッコよく!その角度!って感じで撮っちゃうし、
曲のココ!ってとこ、ドラムの見せ場も分かっていて、何もリクエストしなくても、
後日素晴らしい写真や動画をいつも送ってくれてたのでした。
この度ドラムメーカーを退社して映像関係の仕事をおっ始めるにあたり、
このドキュメンタリーは、その第二の人生のご挨拶代わりの名刺のようなものになるというので、
とても光栄に思ってます!
こんなのをたった一人で創ってます!なんて言ったら、どんなところでもお仕事できるよね!
僕は彼とは長いこと一緒に仕事をし、人柄も才能も仕事面もよく知っているので太鼓判を捺しますよ。
クソが付くほど真面目で責任感あり判断力あり、段取り良し!w
ホントに間違いありません!ぜひぜひどしどしお仕事を依頼してみてください!
絶賛TOUR中なのですが、現在、ちょうど1週空くノンビリした週です!
イヤ、、、嘘です。今月末は弊社の決算です・・・(@@;)
でもTOURが期を跨ぐの2回目なので、ちょっとやり方分かって安心してるので。
皆さんのご感想をあちこちジックリ読ませていただきました!
たくさんの方々に観ていただき素敵な感想もいっぱいいただきAZS!
むしろこうしてpowerをいただいているのは僕のほうなんですよ。ホントに幸せを感じます。
色んな人生がありますね!皆、その時代時代を精一杯生き、様々なことを経験し、
飛び切り嬉しい事も起きれば、腐ることもあるし、気付けば高い壁を乗り越えていて、
そんな繰り返しでとても大切な「今」がある!
そこには必ず温かく支えてくれる仲間がいて、いつも助けられまくってるんですよね。
独りではなに一つできませんから。
このドキュメンタリーを観て、BANDのこと、キャンプや釣り、仲間、先輩後輩、スタッフ、
代表業務のことは、いつでもまた語ることができるのだけど、
きっと公の場であまり語ることのないことが一つだけあるので、ここでちょっと触れさせてもらいます。
あんな素敵なコメントを弟の智幸からもらっちゃったら・・・ね。
近年メッセンジャーなるものはイタズラが多くなっていたり、なりすましとやらもあったりして、
完全に見なくなったんだけど、Macの設定なのか?開いた時にたまにFBのメッセンジャーが開くのでした。
下手にイジると訳分からなくなりそうなので放置状態なんだけど、ある日Macを立ち上げFBを開いた時に、
賢の友人からのメッセージが届いた瞬間でした。それは画面上で半分くらい読める状態で、
もちろん気になる内容だったので全部読みました。
ご本人のSNS、2つのアカウントを見に行くと、熱心なドラマーで、
僕のドラムセットのレプリカのような写真が何枚かありました。
多点セットな自分のセットを目指してくれてたようで、「菊地哲まであとタム○個!」って書いてあったり、
ドラムをわざわざ改造して似せてくれてたり、BODY、CRAZE、D’ERLANGERの話や、自分のコピーバンドの話など、
たくさん拝見しました。
メッセンジャーで不快行為が続いたこともあったので、正直最初ちょっと疑ったのだけど、本当なんだ・・・と確信を持ち、
友人の方にメッセージを返してみたら、ご親族の方々がinstaのメッセージに何度もメッセージをいただいていたと・・・
そう聞いたので、生まれて初めてinstaのメッセージを開いてみたら、たくさん入っていたことやっと気付きました。
急いで連絡を取り、御見舞いに行く日を決めたのだけど、どうしても翌週になってしまうスケジュールだった。
もしかしたら間に合わないかもというお話しもされたけど・・・祈りを込めてメッセージ動画を送ったりし、
その日が訪れました。
ご親族、主治医、病院の方々の協力もあって、病室に入ることができ、
賢の顔を見てみると、CRAZEの後期によく会場の前で待っててくれて、
仲間達と行ったLIVEのDVDを渡してくれてたのを思い出しました。はじめまして!じゃなく、久しぶり!なんだ!ってね。
短い時間だったけど、あちこち身体痛いのに頑張っていっぱい話してくれて、写真も一緒に撮ったりし、
LINEも交換しました。
帰る時に交わした握手は、とても力強く温かく気持ちが伝わるものでした。
そして、病室を出る時に智幸が賢に「また明日な!」と言うと賢が「ありがとう!」って言ったのですが、
智幸は兄貴の口から「ありがとう」なんて生まれて初めて聞いたと言って、涙を流してました。
自分にも弟がいるので、なんとなくその感覚、距離感分かるんですよね・・・
その後、主治医の話だと驚異的な安定が続いた・・・とのこと。
TOUR中ということもあり、毎週末会場RHでドラムを叩き賢に動画を送り続けました。
すぐ既読になることもあったけど、既読になるのに時間がかかったり・・・闘ってるんだな!ってことがよく分かった。
もう携帯もイジレなかったという賢がメッセージを返してくれて・・・TOUR中の自分を応援してくれてたんです。
そして、
御見舞いに行ってから1ヶ月後、智幸から連絡が入りました。ちょうど岡山公演の2日目の早朝だった。
何もできない自分ができる唯一のことは叩き上げることだから、その日は特別な気持ちを込めて叩いたし、
いつもと違うドラムソロも演奏した。
岡山から帰京して、長くも短くも思える時間が経ち、
実は、そのTOURで支えてくれて、守ってくれてたのは賢のほうなんだと。
TOURと並行して、Rosy Moments 4DというALBUMも製作していた時期だったけど、
必ずやり遂げられる!という気持ちしかなかった。それは賢が応援してくれていたからだった。
あと、このドキュメンタリーの中で鰤を釣り上げてるでしょ!?あれ、漁港に帰ってきて智幸と話したんだけど・・・
あれを釣らせてくれたのは賢だな!って。だって、狙ってたのはシーバス(スズキ)で、タックルもとてもじゃないけど、
鰤を釣り上げられる仕様じゃないし、ルアーだって小さかったし、まず自分に鰤を上げられるスキルがあるはずないから。
きっと、まずは大きい夢を見せてくれたんだと思うんだよね!で、あとは自分で頑張れよ!って。
その証拠にね・・・あの後、6時間くらい頑張ったけど何も釣れなかったの・・・w
だから何から何まで賢にはありがとう!なんだよね。
2年という余命宣告から10年以上も闘病し・・・よく頑張ったね!
たくさん動画を観せてもらったけど素晴らしいドラマー!それに素敵なバンドマンだった!
また君を想って叩くからね。
また逢う時には賢が先輩だね、どうかお手柔らかに。
面会に行った時に、賢のご両親から、
「今日はわざわざありがとうございました。あなたはうちにとって神様のような人なんだ」と言われました。
ご親族の前では絶対に涙は見せまいと思ってたので、言えなかったけど・・・
そんなことおっしゃるなら、自分からしたら賢は神様なんだ!と。
僕が今までやれてるのは、賢のような少年にずっと支えられ、応援してくれて、夢を託してくれて、LIVEに来てくれて、
CDを聴いてDVDを観て、同じドラムやスティックを手に入れてくれたり、
だからこそ今でもこうやって活動できているわけで。
おこがましいけど、もしかして何か恩返しができるなら・・・と当たり前のことをしてるだけなんです。
特別なことなどなに一つない、当たり前のありがとうという気持ちなのです。
ただ、すべての人には会えないし、賢とはなにか縁があったんだと思います。
ってね。
僕はあと何年叩くのだろうか?初めてスティックを握ってから40年くらいかな?
いくらBANDが好きでも叩けなくなったらできませんからね。
長く叩くためには色々奏法を研究し年相応にしたり、姿勢良くしなきゃ?とかたくさんありそうだけど・・・
アレで始まりアレしかできないし、きっとこのままだな~〜〜やっぱあの音出せなきゃね。
ホントに50歳というポイントから、ドラムを叩くということが色んな意味で尊くなった。
バンドが大好きでドラムを叩いてる、から、ドラムもちゃんと追い着いてきたのかもw
Drummerとして、言葉で言い表せない愛があって、大きな感謝もあって、ブレない気持ちってやつがちゃんとあって、
人生の一部でなく人生だったり、言葉より伝わるものになっていたり、ともかく大宇宙なんだ!w
最後のFutureというブロックでこんなことを言えてればな・・・と思ったので、
追記しておきますね!w
長文になってしまいましたが(^_^;
最後まで読んでくれてAZS!
これからも最幸に御機嫌なリズムに乗せて♪
すべての愛を込めて
Thank you so much!
Tetsu Kikuchi